風麗
「梓波、如月家はどうなんだ?」

茉羅さんは私の過去を知ってる。

雅さんも知ってるけどね。

「馴れてきたよ。
惟翔とも仲良く出来てるし。」

「溜め込んでんなよ。
何かあったらちゃんと相談しろよ。」

「ありがとうございます。」

「そろそろクラスに行くか。」

「んじゃ、雅さんまた来るね。」
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