風麗
女の子はまだシーツを
巻いたままだった。

そして、私を見て震えてる。

「大丈夫。正真正銘女だから。」

コソッと言ったら安心したみたい。

私は茉羅さんと雅さんを呼んだ。
何でもいいから服持ってきてと
指示つきで。

女の子と私は比較的綺麗な
物置小屋に待機することにした。

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