風麗
今の自分の家族とは
血の繋がりがなくて、いつ捨てられるか
それが怖くて
内心すごく怯える。

惟「俺のことも信用できない?」

惟翔が悲しそうに呟く。

梓「ごめん。正直よくわかんない。」

惟「梓波が背負ってるものが
重いものだって知ってる。
だから、辛いときは辛いって
言って。泣いていいから。
雷凰も受け入れてくれるから。
絶対。」
< 64 / 191 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop