先輩に恋してもいいですか?
ピリリリリリ
「はーい、奈乃でぇーす」
「今から会える?空き部屋にいる」
「うん、いくねー」
少ししたらドアが開いた
「どーしたの?
学校での呼び出しなんて珍しい
奈乃センセーにご用かな?」
「あのさ、別れてくんね?」
「いいよ....実はね
玉の輿にのります!」
え?あっさり
やっぱ奈乃はあっさりだな
「凉姫のことは好きだよ?
でもプロポーズされちゃってー」
二股かけてたんですか
はいそーですか
「うん そうだよ
だから速くいってきてよー
かのん先輩の妹ちゃんに
あまーい言葉ささやいてきて
おら、ダッシュ!」
背中を押してくる
これが奈乃なりの励まし方だって
俺は知ってる
だからこそ
「奈乃、ありがとな」
「泣きそうだから、早く行って」
俺は走る
1年A組
優姫いますか?
ここB組はずかしー
ってならないようにな
確認してっとさ、いくぞ
ガラガラガラ
「え?」
教室内でざわめきがおこる
今はもちろん授業中だ
そんなことはかまわずに優姫のほうへ
どんどん進む
前で止まって
腕をつかんで立たせ
走り出した
そのまま空き部屋に向かう
「はーい、奈乃でぇーす」
「今から会える?空き部屋にいる」
「うん、いくねー」
少ししたらドアが開いた
「どーしたの?
学校での呼び出しなんて珍しい
奈乃センセーにご用かな?」
「あのさ、別れてくんね?」
「いいよ....実はね
玉の輿にのります!」
え?あっさり
やっぱ奈乃はあっさりだな
「凉姫のことは好きだよ?
でもプロポーズされちゃってー」
二股かけてたんですか
はいそーですか
「うん そうだよ
だから速くいってきてよー
かのん先輩の妹ちゃんに
あまーい言葉ささやいてきて
おら、ダッシュ!」
背中を押してくる
これが奈乃なりの励まし方だって
俺は知ってる
だからこそ
「奈乃、ありがとな」
「泣きそうだから、早く行って」
俺は走る
1年A組
優姫いますか?
ここB組はずかしー
ってならないようにな
確認してっとさ、いくぞ
ガラガラガラ
「え?」
教室内でざわめきがおこる
今はもちろん授業中だ
そんなことはかまわずに優姫のほうへ
どんどん進む
前で止まって
腕をつかんで立たせ
走り出した
そのまま空き部屋に向かう