先輩に恋してもいいですか?
あー今日は晩ごはん

何にしよっかなー

別れた1週間

何も食べてなかったら

すずに怒られたしね

ちゃんと食べなきゃ


んー

「はい、今日の授業はここで終わり
各自で解散」

「ありがとうございました」

さ、かーえろっと

足早に駅へむかう

「あの.....ここへの道を
教えてもらえますか?
晴咲高校にいきたいのですが」

晴咲高校か.....

久しぶりだな

「えーっとこの高校はですね」

クスクス

なぜか笑っている相手

「久しぶりだね、優姫」

「うさぎちゃん...綺麗になったね」

この声は....

「結衣ちゃん!」

わっと抱きつく

「久しぶり」

「久しぶり」

「大学の帰り?」

「うん!結衣ちゃん綺麗だね」

長いブロンドの髪の毛は腰まである

それに自然な外巻き

前髪を真ん中で分けて

ほんとに綺麗、顔も大人っぽくなって

身長はきっと165はある

「優姫こそ綺麗になったわよ
ねぇ、湊」

「俺ははじめからそういってる」

佐藤先輩は茶髪

昔とは大して変わらないけど

「ピアス増えたね」

「もちろん仕事でははずしてますよ」

当たり前だよっ....

「家、来て
すずはまだだけど
ビックリすると思う」

「警察官だろ?すげーな」

「やばいほどかっこいいよ
ちょっとコスプレに目覚めそうなぐらい
ほんと似合ってる」

「変態にはならないでね」

「うん」

あ、久しぶり

こうやって

笑いあえるの

高校生に戻ったみたい
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