先輩に恋してもいいですか?
「あんたさーなんなの?」

つれてこられたのは校舎裏....

ケバいし....

金髪だよね......

怖い....

「あの.....なにと言われましても...」

「は?ここに呼び出された意味、
わかってないの?」

わかるわけないじゃん!

主語言えよ!

「中坂くんはあんたのなんなの?
あんたは中坂くんのなんなの?」

「ただの後輩ですが?」

何の問題があるの?

「一緒に登下校してただの先輩後輩?
まっさかー」

「そのまさかです」

話わかんないのかな?

授業始まってるんだけどな.....

「じゃあさー、離れてくんない?
なんであんたみたいなんが中坂くんと
一緒にいんのか意味わかんない」

「?....凉姫先輩が誰といようと
凉姫先輩の勝手だと思いますが.....」

「あ゛?なめてんの?お前」

こわーい.....

顔の横に手はこわいよー....

「......な....なめ....ては....ないです」

「なんてー?聞こえないんだけど?
日本語しゃべってくんない?」

「なめてはないです!」

英語しゃべったらいいのかな?

「なめてないなら中坂くんと離れられるよね?それと名前呼びもありえないから
わかってるよね?意味」

離れたらいいのかな?....

「離れないと痛い目みるよ?」







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