restart * another sky *からのサイドストーリー
「…遅かったじゃないか。」
この瞳、―――――。
いたぶることに、快感を得る、獣の瞳…。
「俺を待たせるとは、偉くなったもんだ。」
「これでも急いで来たのっ。」
「ふーん、どの口がほざいてるんだ?
素直じゃないやつには、たっぷりとお仕置きしないとな。」
「……っ!!」
あーあ。
今日は、朝までコースだ…。
結局、どうにもなんないんじゃん。
やるならさっさと、始めちゃってよ――。
私は覚悟を決め、強引に侵入してきた進藤さんの舌に、自分の舌を絡まらせ、足を巻きつけた。
「…ぁん、…もう、……おねがいっ…。」
視界を奪われ、身動きも満足にできない私を、進藤さんはサディスティックに責め立てる。
いい加減、終わらせてほしい。
「壊れちゃうからっ…。」
首を横に振りながら訴えてみても。
力の抜けてしまった私の体を一気に引き寄せ、足の付け根にまた顔を埋める。
「…あ、…っ、……!!…。」
指でかき回し、舌で捕らえられ、もう何度、達したのかさえ、わからない。
悲鳴のような声を上げて、私は幾度も背中を反らす。
「この、淫乱。」
―――もう、嫌!!
「もっと、って言えよ。」
―――もう、いい加減にしてよっ!!
「…やああっ!!」