サラリーマンくんとわたし

あっ、お客さんだ




『いらっしゃいませ~』




満面の笑みで言ってみる



一瞬目が合った・・・






ドクンッ




ドクンッッ





ドクンッッッ





なに、この胸が締めつけられる感じ

 
身体の上から下まで電気が流れるような感じ


なんか心臓がドキドキしてきた


胸が苦しくなってきた


なになに?私どうかしちゃったの


息を吸うのが精一杯


その人を見た瞬間、私は身体にさまざまな異変が起きていた








かっこいい・・・



かっこいい・・・





超~かっこいい・・・!!!







その人は奥へ行ってしまった


ジュースでも買うのかな


あまりのかっこよさに見惚れてしまった



黒のストライプの入ったスーツ


自信に満ちた歩き方


黒髪で少し癖がかかっているツーブロック


背は180センチを余裕で超えている



一瞬で私の脳はフル回転してその人を観察してしまった


私ってこんな技持っているんだと感心するくらい一気にその人の情報が入ってきた



わぁ~!こっちに向かってきた!!!


やばい、やばい、どうしよう・・・


本当に心臓が口から出るんじゃないかって思うくらいにドキドキしてる


こんなにもドキドキしてるのに図々しく正面の姿が見たくて顔を上げてみる








////ドキッ////







超~かっこいい!!!!







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