ラブバトル・トリプルトラブル
私達は急いで恵比寿駅に向かい、上野駅を目指した。
何故上野駅で待ち合わせたかと言うと、大君と秀樹君の向かった行田から高崎線があるからだった。
二人は其処から自転車に乗って行田の市内を一回りして来るらしい。
忍城にきたま古墳群は桜が満開だと聞いてる。
私は直樹君を付き合わせてしまったことを後悔しながら二人を待っていた。
(早くお土産話し聞きたいな)
そう思っていたら肩を直樹君に叩かれた。
どうやら二人が到着したようだ。
私達は急いで切符を買って東海道新幹線のホームに向かった。
「ホラこれが忍城。これが古墳群の桜」
二人は携帯で撮影した画像を得意気に見せつけた。
「中村さんは素直で可愛いなー」
大君が突然言い出した。
それは誰も予想すらしていないことへと繋がっていた。
「全くお前達のマ……」
大君が言いかけたら、二人が口を塞いだ。
それでも大君はその手をはね除けていた。
「全くお前達のママは、美紀ちゃんだけじゃなく中村さんにも憑いて来た」
もう誰にも止められなかった。
「だから俺は中村さんでも良いと思い初めていたのに」
「えっ、私に……、やっぱり憑いているんですか?」
私は大君の告白より、そっちの方が気になった。
だから思わず叫んだんだ。
そっと横を見ると直樹君が頷いていた。
(えっ!?)
ふと気付いた。
「もしかしたら直樹君のママって蟷螂飼ってた?」
そっと直樹君が頷いた。
「ヤだ私、蟷螂大嫌いなの! 早く家に帰って処分しなくちゃ」
「俺もママのお陰で慣れたけど、結構可愛いよ」
直樹君が又ウィンクをした。
(あれっ、前に聞いたっけ? ママは蟷螂を飼っていたって直樹君確かに言ってたのに)
私は急に恥ずかしなり俯いた。
『えっ、私に……、やっぱり憑いているんですか!?』
私は大君の告白より、そっちの方が気になった。
だから思わず叫んだんだ。
そっと横を見ると直樹君が頷いていた。
全てがママさんの企みだった。
でも私はそのお陰で愛する旦那様とこうして巡り逢えたんだ。
何故上野駅で待ち合わせたかと言うと、大君と秀樹君の向かった行田から高崎線があるからだった。
二人は其処から自転車に乗って行田の市内を一回りして来るらしい。
忍城にきたま古墳群は桜が満開だと聞いてる。
私は直樹君を付き合わせてしまったことを後悔しながら二人を待っていた。
(早くお土産話し聞きたいな)
そう思っていたら肩を直樹君に叩かれた。
どうやら二人が到着したようだ。
私達は急いで切符を買って東海道新幹線のホームに向かった。
「ホラこれが忍城。これが古墳群の桜」
二人は携帯で撮影した画像を得意気に見せつけた。
「中村さんは素直で可愛いなー」
大君が突然言い出した。
それは誰も予想すらしていないことへと繋がっていた。
「全くお前達のマ……」
大君が言いかけたら、二人が口を塞いだ。
それでも大君はその手をはね除けていた。
「全くお前達のママは、美紀ちゃんだけじゃなく中村さんにも憑いて来た」
もう誰にも止められなかった。
「だから俺は中村さんでも良いと思い初めていたのに」
「えっ、私に……、やっぱり憑いているんですか?」
私は大君の告白より、そっちの方が気になった。
だから思わず叫んだんだ。
そっと横を見ると直樹君が頷いていた。
(えっ!?)
ふと気付いた。
「もしかしたら直樹君のママって蟷螂飼ってた?」
そっと直樹君が頷いた。
「ヤだ私、蟷螂大嫌いなの! 早く家に帰って処分しなくちゃ」
「俺もママのお陰で慣れたけど、結構可愛いよ」
直樹君が又ウィンクをした。
(あれっ、前に聞いたっけ? ママは蟷螂を飼っていたって直樹君確かに言ってたのに)
私は急に恥ずかしなり俯いた。
『えっ、私に……、やっぱり憑いているんですか!?』
私は大君の告白より、そっちの方が気になった。
だから思わず叫んだんだ。
そっと横を見ると直樹君が頷いていた。
全てがママさんの企みだった。
でも私はそのお陰で愛する旦那様とこうして巡り逢えたんだ。