好きだったよ、ずっと。【完】
「だ、だって。いつも自分一人だったから、別にちょっとくらい期限切れててもいいか、って癖が付いてたから…」
朱里って、こんな奴だったのか…?
「はぁ…。いくら一人でもこれからは、気を付けろよ?」
「う、うん。じゃぁ、どうして顔色悪いの?」
話、戻すなよ…。
せっかく、逸らしたのに。
ここは正直に言うべきか?
でも、そんなこと思ってたなんて知ったら引かれるか?
あー、分かんねぇ。
「春夜?」
俺が、あれこれ考えていると朱里の顔が真ん前にあってドキリとした。
「あー、ムカツク」
「え?ムカツク…?わ、たしに…?」
「あーそうだよ。お前にムカついてる」
間宮に、裸見せやがって。
「ご、めんね…?」
朱里は今にも泣き出しそうな顔をして、謝った。
ただの、俺の嫉妬なのに。
「春夜っ!?」
俺はグイッと腕を引っ張ると、朱里を無言で抱きしめた。
朱里って、こんな奴だったのか…?
「はぁ…。いくら一人でもこれからは、気を付けろよ?」
「う、うん。じゃぁ、どうして顔色悪いの?」
話、戻すなよ…。
せっかく、逸らしたのに。
ここは正直に言うべきか?
でも、そんなこと思ってたなんて知ったら引かれるか?
あー、分かんねぇ。
「春夜?」
俺が、あれこれ考えていると朱里の顔が真ん前にあってドキリとした。
「あー、ムカツク」
「え?ムカツク…?わ、たしに…?」
「あーそうだよ。お前にムカついてる」
間宮に、裸見せやがって。
「ご、めんね…?」
朱里は今にも泣き出しそうな顔をして、謝った。
ただの、俺の嫉妬なのに。
「春夜っ!?」
俺はグイッと腕を引っ張ると、朱里を無言で抱きしめた。