好きだったよ、ずっと。【完】
〝コンドームに決まってんだろ?〟
「こっ!?」
慌てて手で口を押えるも、わたしの声があまりにも大きかったらしくみんなが見ていた。
「こ?」
春夜は平然と、「“こ”ってなに?」という風な感じで見てきた。
コイツ、マジでムカツク…。
でも、「こ」と言ってしまった以上、何か言わなくてはと、少ない脳みそで考えた結果。
「コ、コブラが夢に出てきまして…。今、急に思い出してしまって…。すみませんでした…」
もう、だめっ。
これが、精一杯の考えだった。
「いや、いいさ。で、どんなコブラの夢だったの?まさか、ピンクな感じ?」
「は、い…?」
ピンク…、コブラ…。
考えても、考えても分からない。
首を傾げ悩んでいると、社員の松岡さんが口を出してきた。
「課長、それ一応セクハラです」
その言葉に、ピンときて顔が熱くなる。
「わ、わたし資料室行ってきますっ!!」
ダッシュで、その場から逃げだした。
「こっ!?」
慌てて手で口を押えるも、わたしの声があまりにも大きかったらしくみんなが見ていた。
「こ?」
春夜は平然と、「“こ”ってなに?」という風な感じで見てきた。
コイツ、マジでムカツク…。
でも、「こ」と言ってしまった以上、何か言わなくてはと、少ない脳みそで考えた結果。
「コ、コブラが夢に出てきまして…。今、急に思い出してしまって…。すみませんでした…」
もう、だめっ。
これが、精一杯の考えだった。
「いや、いいさ。で、どんなコブラの夢だったの?まさか、ピンクな感じ?」
「は、い…?」
ピンク…、コブラ…。
考えても、考えても分からない。
首を傾げ悩んでいると、社員の松岡さんが口を出してきた。
「課長、それ一応セクハラです」
その言葉に、ピンときて顔が熱くなる。
「わ、わたし資料室行ってきますっ!!」
ダッシュで、その場から逃げだした。