好きだったよ、ずっと。【完】
「あー、春夜10分くらい遅れるって」
「ふーん、そっか」
三人でそんな会話をしていると、元クラスメイトが数人集まってきた。
「朱里ちゃんに、璃香ちゃんに、間宮くんだよね?」
声を掛けてきたのは、薫<カオル>ちゃん。
「うん、久しぶりだね!相変わらず、薫ちゃん可愛いわぁ」
「えぇ?璃香ちゃんのほうが、可愛いよぉ」
璃香と薫ちゃんは二人ベタベタ触りまくって、褒め合っていた。
「オンナって、褒め合うの好きだよなー」
そう言ったのは、渡辺くん。
「あはは。でも渡辺くんも、オトナのオトコになってカッコイイよ?」
わたしが苦笑しながら、褒めてみると照れ始めた。
「えぇ?そ、そうかぁ?」
こういうことだよ、渡辺くん。嬉しいでしょ?と、心の中で思っていると、聡にクイッと引っ張られた。
「お前、カッコイイとか言うなよ。マジにしたら、どうすんの」
「え?大丈夫じゃない?相手、わたしなんだしさ」
そんなわたしに、聡は深い溜め息を吐いた。
「ふーん、そっか」
三人でそんな会話をしていると、元クラスメイトが数人集まってきた。
「朱里ちゃんに、璃香ちゃんに、間宮くんだよね?」
声を掛けてきたのは、薫<カオル>ちゃん。
「うん、久しぶりだね!相変わらず、薫ちゃん可愛いわぁ」
「えぇ?璃香ちゃんのほうが、可愛いよぉ」
璃香と薫ちゃんは二人ベタベタ触りまくって、褒め合っていた。
「オンナって、褒め合うの好きだよなー」
そう言ったのは、渡辺くん。
「あはは。でも渡辺くんも、オトナのオトコになってカッコイイよ?」
わたしが苦笑しながら、褒めてみると照れ始めた。
「えぇ?そ、そうかぁ?」
こういうことだよ、渡辺くん。嬉しいでしょ?と、心の中で思っていると、聡にクイッと引っ張られた。
「お前、カッコイイとか言うなよ。マジにしたら、どうすんの」
「え?大丈夫じゃない?相手、わたしなんだしさ」
そんなわたしに、聡は深い溜め息を吐いた。