好きだったよ、ずっと。【完】
「春夜!?」
突然のことに、いつも会社では「課長」と呼んでいるが、つい名前で呼んでしまった。
会社では上司と部下。
けれど、プライベートでは大学の友人なのだ。
春夜は若くして課長になった。
ちなみに年は28歳。
わたしは一年前から、この会社で働いている。
元々は別の会社にいたんだけど、春夜に「俺のとこに来ないか」とプロポーズのような誘いを受けた。
給料も前の会社より良かったのと、春夜の傍にいたくてノコノコとやってきた。
「資料ならもう見つけたよ?今から出るとこで…」
わたしが話してる途中で視界が急に暗くなった。
つまり、抱きしめられている状態。
「ちょっ!?春夜、離して!誰か来たら困る!!」
「大丈夫だ、鍵なら閉めた」
いつの間によ!?
鍵閉めたとか、よくもまぁ平然と言えるわね…。
突然のことに、いつも会社では「課長」と呼んでいるが、つい名前で呼んでしまった。
会社では上司と部下。
けれど、プライベートでは大学の友人なのだ。
春夜は若くして課長になった。
ちなみに年は28歳。
わたしは一年前から、この会社で働いている。
元々は別の会社にいたんだけど、春夜に「俺のとこに来ないか」とプロポーズのような誘いを受けた。
給料も前の会社より良かったのと、春夜の傍にいたくてノコノコとやってきた。
「資料ならもう見つけたよ?今から出るとこで…」
わたしが話してる途中で視界が急に暗くなった。
つまり、抱きしめられている状態。
「ちょっ!?春夜、離して!誰か来たら困る!!」
「大丈夫だ、鍵なら閉めた」
いつの間によ!?
鍵閉めたとか、よくもまぁ平然と言えるわね…。