好きだったよ、ずっと。【完】
二人の過去
一年前、わたしと璃香は二人で仕事帰りにゴハンを食べに来ていた。
「あー、お腹いっぱーい!!」
「だねぇ!」
二人で店を出て、いつもは使う電車を止め歩いて帰ることにした。
「カロリー消費しなきゃね!」
「うんっ!」
多分時間は11時を過ぎていたと思う。
二人でキラキラ光る街を、他愛もない話をして歩く。
「でさ、春夜がねぇ…!」
「うん…」
それでも春夜の話をされると、すごく苦しくてたまんなかった。
「あれ…?」
「ん、どうかした?璃香」
璃香が急に立ち止り、一点を見つめた。
「あー、お腹いっぱーい!!」
「だねぇ!」
二人で店を出て、いつもは使う電車を止め歩いて帰ることにした。
「カロリー消費しなきゃね!」
「うんっ!」
多分時間は11時を過ぎていたと思う。
二人でキラキラ光る街を、他愛もない話をして歩く。
「でさ、春夜がねぇ…!」
「うん…」
それでも春夜の話をされると、すごく苦しくてたまんなかった。
「あれ…?」
「ん、どうかした?璃香」
璃香が急に立ち止り、一点を見つめた。