好きだったよ、ずっと。【完】
後ろから朱里を抱きしめ、胸を包み込むように触れた。



「朱里、好き」



両手でゆっくりと揉み、耳朶を食べるように唇で挟む。



「やっ…」



やっぱり、朱里の反応は可愛い。



「だめだ、このままここでヤりたくなる。早く入ろうか」



「一緒、に…?」



「うん、一緒に」



「やだって、言ったら…?」



「ここでヤる」



うー、と唸りながら目線をこっちに向けた。



「入る?ヤる?どっちがいい?」



「……入る」



俺はここでヤっても、いいんだけどな。



まぁ、朱里とは初めてだしベッドがいいよな。



無理させるかもしれないし。



「じゃぁ、入ろうか」



俺も手早く脱ぎ、朱里と一緒にシャワーを浴びた。
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