好きだったよ、ずっと。【完】
「あぁ、飲んでるよ」
「うん、飲んでるよー」
わたしと春夜は、お互い返事を返した。
ほんとは、春夜と話したかったのに、この2人によって全然話どころか目すら合わすことができなかった。
「わたしィ、課長みたいな人がモロタイプでぇ」
もう、わたしの耳はさっきからダンボになってた。
「えぇ?そうなの?俺なんか、中村さんからしたらオッサンでしょー」
春夜が笑っているのが分かる。
若くて可愛い子から、タイプだと言われれば誰だって嬉しいよね…。
「朱里さん、俺の話聞いてます?」
「え、あー、ごめん。ちょっと聞いてなかった。なにー?」
春夜に集中しすぎてて、岡田くんの話を聞いていなかった。
だってチラリと見たら中村さん、春夜の膝の上に手置いてるんだもん…。
わたしだけの春夜なのに…。
わたしだけが、触れていいはずなのに。
どうして、触らせるの?
春夜は、イヤじゃないの?
可愛いから、嬉しかったりするの?
「うん、飲んでるよー」
わたしと春夜は、お互い返事を返した。
ほんとは、春夜と話したかったのに、この2人によって全然話どころか目すら合わすことができなかった。
「わたしィ、課長みたいな人がモロタイプでぇ」
もう、わたしの耳はさっきからダンボになってた。
「えぇ?そうなの?俺なんか、中村さんからしたらオッサンでしょー」
春夜が笑っているのが分かる。
若くて可愛い子から、タイプだと言われれば誰だって嬉しいよね…。
「朱里さん、俺の話聞いてます?」
「え、あー、ごめん。ちょっと聞いてなかった。なにー?」
春夜に集中しすぎてて、岡田くんの話を聞いていなかった。
だってチラリと見たら中村さん、春夜の膝の上に手置いてるんだもん…。
わたしだけの春夜なのに…。
わたしだけが、触れていいはずなのに。
どうして、触らせるの?
春夜は、イヤじゃないの?
可愛いから、嬉しかったりするの?