好きだったよ、ずっと。【完】
大嫌い
「お前、飲みすぎだぞ」
「えー?全然飲んでないよー。もう一軒行こー!!オー!」
昔のことを思い出し、わたしは忘れたくなってピッチを速めた。
そして、その結果がこれだ。
全然飲んでないと言ったが、結構飲んだと思う。
久しぶりに飲み過ぎて、立っていられない状態だった。
「ほら、お前。立ってられないくらい酔ってんだろ。もっとこっち来い」
「……っ」
春夜が横から腰をグイッと抱き寄せた。
一気に、わたしの顔、体が熱くなるのが分かった。
今まで「充電」と言って抱きしめられたとこはあったけど、こんなの初めてで酔って良かったな…、なんて思っちゃったりして。
「ほら、送ってやるから帰んぞ」
「なんか似てる…」
「あ?」
わたしがボソリ呟けば、耳を傾けてくれた。
「えー?全然飲んでないよー。もう一軒行こー!!オー!」
昔のことを思い出し、わたしは忘れたくなってピッチを速めた。
そして、その結果がこれだ。
全然飲んでないと言ったが、結構飲んだと思う。
久しぶりに飲み過ぎて、立っていられない状態だった。
「ほら、お前。立ってられないくらい酔ってんだろ。もっとこっち来い」
「……っ」
春夜が横から腰をグイッと抱き寄せた。
一気に、わたしの顔、体が熱くなるのが分かった。
今まで「充電」と言って抱きしめられたとこはあったけど、こんなの初めてで酔って良かったな…、なんて思っちゃったりして。
「ほら、送ってやるから帰んぞ」
「なんか似てる…」
「あ?」
わたしがボソリ呟けば、耳を傾けてくれた。