パズル
僕は神様だ。
なのに、どうして素直に従わない。
少年にとって、彼らを殺すことは簡単です。
しかし、少年はなかなか彼らを殺そうとはしませんでした。
少年は彼らに認めてほしかったのです。
自分こそが神様にふさわしい存在だと。
彼らは答えました。
お前は神ではない。
ただの人間だ。
それも、間違った人間だ、と。
少年は大声で笑いました。
それはお前ら凡人の考えだ。
僕は神様になり得る力を生まれもっているんだ。
現に僕は、お前ら以外の全世界の人々に神だと認められている。
少年は、ある不思議な力を持っていました。
それは、手をかざして頭の中で強く念じることで、強い風を起こしたり、物を宙に浮かせたりすることができる力でした。
その力を使って、少年はこれまでたくさんの人々を殺してきたのです。