sweet wolf





ドスッ……




鈍い音とともに、あたしの拳はブリーチの脇腹に食い込んだ。

ブリーチは苦しそうな声を漏らし、ふらりとよろめく。





これだけじゃ、甘い。

直樹はもっと痛い思いをした。





右足を振り上げ、回し蹴りを放つ。

再び重い音とともに、ブリーチが顔を歪めた。




< 233 / 312 >

この作品をシェア

pagetop