幼なじみと甘い日々を送らせて!
ふい、と前のほうに顔を戻してぼーっとする。



だって暇だもん。


ってわ!


前の子(白星さん)がくるっとこちらを向いてきたっ。


「ねぇ、あなたとっても可愛いね!お友達にならない?」




―――・・・・・・、え?





いいい、今のあたしに言ったのかな?


え、でもこっち見てたしそーだよね?



「あははっ、白石さん面白いっ!白石さんのことだよ!」




やっぱりあたしのことだったのか!




「嬉しい!もちろんっ!」





そう言うと白星さんは「よっしゃー!」ってガッツポーズしながら喜んでる。



す、すごい面白い人だなー。
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