幼なじみと甘い日々を送らせて!
すると白星さんが焦ったように自分のカバンをガサゴソ探り始めた。



ふふっ、かわいいなぁー。




ふわふわオーラがでてるっていうか。


「あ、あったー!」


と、教室の中で心地の良い可愛い声が響く。



さっきから真剣にカバンを探ってたけど、探し物でも見つけたのかな?



そう考えるのも束の間、白星さんがお菓子袋を大切そうに抱えてまた私を見て微笑む。


「あ、ね!紗奈って呼んでもいい?」


「いいよー!」



むしろ、大歓迎っ!



やっぱり呼び捨ては親密感出る!


「紗奈もあたしのことなんて呼んでもいいよ。」





ええと、たしか白星さんの下の名前は……
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