科学者鈴希&蘭
「・・・・う、あ、アカネさん?」
シヅはアカネに話し掛けた。
「にゃんだ?」
「あの・・・・えと・・・・その・・・・」
シヅはしどろもどろになった。
アカネはそんなシヅの頭を撫でた。
「あの?」
「気にしなくて良いにゃん。大したこと、ないにゃん」
ニコッと笑いかけて頭の上の手をどけた。
「あーあ、ロトンのせいでお腹すいたにゃん。
朝ご飯にしてくれにゃいかな?鈴希さん、蘭さん」
ニマッと笑いながら言った。
「はい!ただいま!」
鈴希は急いで朝食の用意を始めた。
「アカネ?」
「ハイハイ、後で話は聞くにゃ。まずは朝ご飯朝ご飯、にゃ」
と言ってゴロゴロとしはじめた。
「ロトン、後で呼び出そう」
蘭はそう決心して、食堂に移動した。