科学者鈴希&蘭
「・・・・こんな感じのでどうかにゃ?」
皆はパチパチと叩いた。
しかし、ロトンは少し不機嫌だった。
「オイ、なんで、俺は悪役なんだ?」
「適任だからにゃ」
アカネはどや顔をした。
「良い話でしたわ」
「うまいねぇ。アカネ。ブラボー!」
「流石です!アカネさん!」
三人は賞賛の声をあげていた。
「そうにゃろー。あと、シヅ、さん付け止めるにゃ」
「あ、ご、ごめん。・・・・アカネ」
「うむ!くるしゅうないにゃ!」
こうして、日中は過ごした。
PM 6:00
双子の家の廊下にて
「それにしても、この家はでかいな」
ロトンはぼそりと呟いた。
「凄いだろー!実は何坪あるのか覚えてない!
そして、この家には使っていない部屋がいくつも存在する!」
えっへんと鈴希はのけぞった。
「部屋は近くがいいよね!」
移動はコンベアーに設置された椅子に座って。
「あ、ここ!ここはシヅね」
コンベアーを止めて椅子から降りて、ドアを開けた。
「わぁぁ!ひっろーい!」
シヅはすっかりはしゃいでいた。
「じゃー、向かいはロトン。その右隣はキリ。
キリの向かいはクラン。その右隣はアカネ。僕はキリの右隣。蘭はアカネの右隣だよ。プレート、掛けて置いたから、大丈夫。部屋にはシャワールームがあるし、お風呂入りたいなら好きに入ればいい。模様替えしたい人は部屋に一台ずつおいてあるタブレットで位置を決めれば、
30分くらいで出来るから・・・・」
鈴希は言うだけ言って、部屋に戻った。
「・・・・お疲れ様」
鈴希に向けてぼそりと呟いた。