科学者鈴希&蘭
観察日記 一日目
「ねぇ、蘭。どうするさ?」
「・・・・取りあえず、家に置いておく。何もしらない奴らが外で生きていけるとは思えない」
「だよねぇ~。あ、名前つけない?」
「なんで?」
「だって、そのまんまの名前で呼んだりしたら
・・・・周りから変な目で見られるよ?」
「・・・・一理ある。・・・・今回使った奴って何だっけ?」
鈴希は資料を見ながら答える。
「えーっと・・・・今回は白狐、赤猫・・・・人工的に生み出したヤツがこの二匹。・・・・で、黒蜻蛉、
黒蝶、蟷螂・・・・これは捕ってきたヤツ。だね」
「確かに、名前は必要・・・・だね・・・・絶対」
「どーする?」
二人はしばらく考え込んだ・・・・様に見せかけて
寝てた。