科学者鈴希&蘭
観察日記 三日目
朝 クランの部屋にて
リリリリリ・・・・カチッ
「ん・・・・朝・・・・ですね・・・・」
シャッ
「あぁ、なんと清々しい朝でしょう」
大きな窓から差し込む光が辺りを照らした。
クランは、大きいクローゼットから蝶の眼帯とゴスロリ服を取り出し、着替えた。
コンコン
「クラン、入って良い?」
「蘭さん・・・・ですね。どうぞ」
ガチャ
「随分、豪華にしたね・・・・」
「えぇ、あのシャンデリア、結構大きいです。
どこで手に入れたんですか?」
「・・・・買った。いくらかは忘れたけど」
「・・・・そうですか・・・・随分とお金があるようですね」
「・・・・結構、研究したからかな・・・・」
「・・・・さて、私は食堂に行きますので・・・・」
「私は鈴希を起こしに行く」
「そうですか・・・・では、また後程」
クランは食堂に向かった。