科学者鈴希&蘭
夕方
「あーっ!楽しかったね♪蘭」
「うふふ♪・・・・」
楽しそうに蘭は笑ってた。
「じゃー、帰ろっか」
「うん・・・・ふふふ♪」
二人は手をつないで車に乗り込んだ。
食堂にて
「たっだいまー!」
と鈴希が元気に返事するのを合図に
ぱんっ!ぱぱんっ!
クラッカーの音が響いた。
「「「お誕生日、おめでとう!」」」
シヅとクランとキリが大声で言った。
「・・・・?」
何コレ?という目を鈴希に向けたので、鈴希は言った。
「自分の誕生日、忘れたの?」
と。
「・・・・あ、そうだ・・・・今日は・・・・」
鈴希と蘭の誕生日。
「・・・・今日、何かおかしいと思ったら・・・・」
「サプライズパーティー大成功にゃん」
「はい!やりました!頑張りました!」
シヅとアカネがハイタッチする。
「フン。一応、住まわせてもらっているからな
・・・・これぐらいはつき合ってやろう」
ロトンは相変わらず憎まれ口をたたいている。
「お祝いは良いことですわ!特に誕生日などは自分が主役になれるのですから!」
「さーて!楽しくしよーぜ!」
キリもクランもはしゃいでいる。
「・・・・有り難う・・・・」
ポツリと蘭が呟いた。