科学者鈴希&蘭

クラン&ロトン

「あら。ロトン」

「クラン・・・・か。何の用だ?」

「この部屋に呼び出したのは貴方ですか?」

「違うに決まっているだろう。オマエが呼び出したのではないのだな?」

「えぇ。その通りですわ。何を考えているのでしょう。私を此処に呼び出した人は!」

「恐らく、コレを仕組んだのは鈴希だろうな」

「?・・・・何故、そう思うのですか?」

「考えてみろ。どうせ、仲良く過ごして欲しいとか考えてるヤツ、他にいるか?」

「居ますわ」

「ほう?じゃ、その阿呆は何処のどいつだ?」

「シヅ・・・・」

「・・・・オマエも相当阿呆だな。シヅのヤツならこんな回りくどい事はしない。何故なら、皆をリビングに集めてやる方が手っ取り早い。あの性格だ。少人数ではやらん。では、何故、二人か。簡単だ。他の組み合わせを試しているのだろう。では、誰か。実験をするヤツだ。此処までくれば、後は、消去法を使えばいい。蘭がやるのは考えにくい。あの性格だとな。だとすると、残りは鈴希のみとなる」

「・・・・長ったらしい説明、有り難う御座いました」

「そうと決まれば早速・・・・」

「お仕置きですわ♪」






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