科学者鈴希&蘭
「・・・・白狐・・・・」
「どーかした?」
鈴希は優しく聞いた。
「僕らは・・・・どうなるんですか?」
「どうなるんですかって・・・・別に?ただ、君らと僕らが共同生活するだけだよ?」
「き、共同生活?」
「そ。君らと僕らが一緒に暮らしていくの」
「じ、じゃあ、僕は解剖されないんですか?」
「しないしない。だって、死んだ君らを人間として生き返らしたの、僕らだし」
「そ、そうなんですか?」
ウルウルのめを鈴希から蘭に向けた。
「う・・・・うん・・・・」
「蘭~。もしかして、この子の頭、なでたいんでしょ~」
鈴希はニヤニヤしながら蘭に聞く。
「・・・・」
「図星☆」
鈴希は手でピストルをつくって蘭に向けた。
「・・・・よ、よろしければ・・・・どうぞ・・・・」
白狐は照れながら言った。
「・・・・いいの?・・・・」
「は、はい。どうぞ・・・・」
蘭は存分に撫でまくった。