問題児の君に恋をする
私は風圧で後ろに倒れこんだ。

「……しほっ……」

そう呼ぶ蓮斗君の声が聞こえた。

後ろに倒れる、そう思ったのに

私は倒れなかった。

「……ありがと…れっ……」

蓮斗君と言いかけてやめた。

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