☆マリッジ☆リングス☆
「せいのことなんだけど・・・」
「せい・・・せい・・・って。」
「ごめん・・・でも・・・」
「離婚するってことは、せいも失うことよ。」
親権はやはり譲りたくない。さゆりの強い意志は変わらなかった。
「たまには会えるのか・・?」
「まだ・・・無理かも」
せめてたまには。って男はこういう時に、強く出れない。
「息子に・・・」
「何よ。いまさら息子にって。」
話せば話すほど・・・さゆりは憤慨していくのが恐ろしく・・・
「なんで?
なにがいけなかったの?わたしたち・・・」
思い出のたくさん詰まったこの家で
さゆりは過去を振り返る。
「実はさ・・・
見ちゃったんだ・・・携帯の・・・」
さゆりはあのサイトのことを打ち明けた。
「おまえ・・・」
「だって・・・あなた。あんなに無防備に・・・
でも、そうじゃなかったんだね。
恋人は別にいたなんて・・・ビックリだわ。」
「サイトは本当に魔が差した。
おまえが育児で忙しくって
俺は仕事ばかりだったからな。」
「じゃあ・・・今の恋人は・・・?
あなたにとって、その女性はどんな存在なの?
離婚を決めたくらいのその女って・・・」
さゆりはもう、涙も止められず、感情のままに聡に今、ぶつかっていった。
「彼女は・・・」
聡は、さゆりに芽衣への気持ちを語りだした。
「せい・・・せい・・・って。」
「ごめん・・・でも・・・」
「離婚するってことは、せいも失うことよ。」
親権はやはり譲りたくない。さゆりの強い意志は変わらなかった。
「たまには会えるのか・・?」
「まだ・・・無理かも」
せめてたまには。って男はこういう時に、強く出れない。
「息子に・・・」
「何よ。いまさら息子にって。」
話せば話すほど・・・さゆりは憤慨していくのが恐ろしく・・・
「なんで?
なにがいけなかったの?わたしたち・・・」
思い出のたくさん詰まったこの家で
さゆりは過去を振り返る。
「実はさ・・・
見ちゃったんだ・・・携帯の・・・」
さゆりはあのサイトのことを打ち明けた。
「おまえ・・・」
「だって・・・あなた。あんなに無防備に・・・
でも、そうじゃなかったんだね。
恋人は別にいたなんて・・・ビックリだわ。」
「サイトは本当に魔が差した。
おまえが育児で忙しくって
俺は仕事ばかりだったからな。」
「じゃあ・・・今の恋人は・・・?
あなたにとって、その女性はどんな存在なの?
離婚を決めたくらいのその女って・・・」
さゆりはもう、涙も止められず、感情のままに聡に今、ぶつかっていった。
「彼女は・・・」
聡は、さゆりに芽衣への気持ちを語りだした。