カモミール~生きててくれてありがとう~
アタシはその場所で華乃ちゃんに羽交い締めにされた。
アタシと華乃ちゃんの身長差は約10cm。
元々小柄なアタシが容易に振り解けるわけがなかった。
そして、華乃ちゃんは言う。
「今すぐここで美希ちゃんのこと殴って」
『え…?』
状況が飲み込めないアタシに彼女は続けて言う。
「ねえ?美希ちゃんも詩織ちゃんに殴って欲しいよね?」
「うん。友達だもん。殴って欲しいなぁ…」
『待って…そんな…殴るなんて…どうして…?』
「えー?
友達なのに言う事聞けないの?最低だね。
殴らないって言うなら、こっちから攻撃しちゃうよ?
ねー。佳英ちゃん。」
そう言うと、佳英ちゃんは嬉しそうに銀色にキラリと光る物を取り出した。
そう。カッターナイフ。
アタシと華乃ちゃんの身長差は約10cm。
元々小柄なアタシが容易に振り解けるわけがなかった。
そして、華乃ちゃんは言う。
「今すぐここで美希ちゃんのこと殴って」
『え…?』
状況が飲み込めないアタシに彼女は続けて言う。
「ねえ?美希ちゃんも詩織ちゃんに殴って欲しいよね?」
「うん。友達だもん。殴って欲しいなぁ…」
『待って…そんな…殴るなんて…どうして…?』
「えー?
友達なのに言う事聞けないの?最低だね。
殴らないって言うなら、こっちから攻撃しちゃうよ?
ねー。佳英ちゃん。」
そう言うと、佳英ちゃんは嬉しそうに銀色にキラリと光る物を取り出した。
そう。カッターナイフ。