せめて「さよなら」だけ・・・

彼氏の名前は佐島樹。
私は京都で樹は和歌山。
やっぱり遠距離は正直言って辛い。
だって、相手が浮気してるとか、全然わからないし・・。
それでも私は樹のことが好き。
そして私の名前が愛川穂花。
青春真っ只中の中学生。
「ほのかーボールだそうー」
「あ、わかった」
早く体育館にきた私と琴美でボールを出す。
まだほかの部員は来ていない。

「じゃあ、先に練習してよっか！」
「うん！」
琴美がボールをパスしてくる。
私はそれをリングに向かってシュート。

・・スパッ
気持ちよくリングに入るボール。
「ナイシュー！」
琴美がニカッと笑顔に言う。
私はガッツポーズ。