苺みるく
そして放課後。

帰ろうとしていると


「玲子ってこの後暇!?」


「暇っ!!!かなり暇~!!!」


「じゃあ遊びにでも行くかっ♪」


「うん★行こ↑↑」


朝から遅刻しかけたり、授業中寝てしまっていたり最悪だったけど、今の潤斗の一言で、テンションUp!!!

二人で校門を出ると、りゅうが立っていた。


「玲子~!!!」


えーっ!!!何でりゅうがいんの?

あっ!この前あっさりした態度とったのって、このことがあるから!?


「何でいるの!?ってか待ってたの???」


「まぁね~♪」


「おい!こいつ誰?」


「初めまして~♪玲子の幼なじみのりゅうです。」


「どうも…高橋 潤斗です…」


うわ~どうしよう↓↓何この空気…おもーっ…

「あっ!もしかして彼氏さん!?」


「いや、友達。」


「俺、邪魔だった!?」


「いや、邪魔ってわけじゃないんだけど、これから潤斗と遊びに行こうとしてたんだ。」


「そうなの!?なんか、すんません…」


「別に…ちょっと俺用事思い出したから、帰る。玲子暇そうだから、遊んであげて!?じゃあ明日。」


「えっ!?…」


潤斗はそう言って帰って行った…あたしはその背中を見つめていた。


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