苺みるく
「え?」


「あっ、ごめん。場所移動したから大丈夫。」


「女の……人?」


「あ?何言ってんの、玲子。」


「………ッ………」


何かわかんないけど、涙が出てくる。女の人がいたから?


「訳分かんねぇ―!!!今、玲子ん家行くっ!!!待ってろ!!!」


プップ―…プ―…プ―…


一方的に電話を切られた。

でも…なんでだろう?電話しただけなのに涙が……止まらないよ。


「んッ―…ッ―…ズ―!!!」


潤斗来るって言ってたよね…?でも止まんない。


ピンポーン…


「は―い。」


ママが出る。


「失礼します。玲子の友達の高橋ですが…」


友達かぁ………えっ!!は?高橋って……潤斗じゃん。

ママと下で軽く話しをして、あたしの部屋に向かって来る。


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