5-2
…社会見学当日


私は、この日がとっても楽しみだった。


だって、渡部とバスの席、隣だし☆


私は何だかんだ言って、渡部が好きかもしれない。


自分の気持ちも分からないけど。


でも、多分好きだと思う。


「お、おはよう!」


 私は渡部に小さな小さな小さな声で挨拶をした。


もちろん無論、聞こえてないけれど。


屈辱…。


「では、バスに移動します」


 ヒャッホ~イ♪
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