5-2
それから、私達は静電気の実験をするため…。


サイエンスルームへ向かった。


「電気の科学館へ、ようこそお越しくださいました。


 今から静電気の実験をしましょう」


 みんなが、『わっ』っと、声をあげる。


「では、静電気人間になってくれる人!」


 私は迷わずてをあげた。


でも、当てられたのは菫。


「では、この子に静電気人間になってもらいます。」


 話ていたお姉さん達は、色々な作業をしてた。


…菫をようやくで静電気人間にしたらしい。


「では、頭に鉄のボールを近づけてみましょう。」


 そうすると…


「わぁ!!」


 菫の髪の毛は、鉄のボールに引き付けられている。


「では、この子を救う、静電気ヒーローになってくれる人!!」


 私はまたまた手をあげた。


「じゃあ、そこの男の子!」


 当てられたのは、淳一。


「ハーイ!ラッキー!」


 淳一はかなりの目立ちたがり屋。


「えぇ…」


 みんなから不評の声が。



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