5-2
「なぁ、なぁ、もう学校着いたよ!」


 私は、渡部に起こされた。


体を揺すられるまで気付かなかった。


「ふぇい??ここは...日本??」


 私は、真面目になれず、ここがどこだか分からなかった。


「日本って、僕らは今までどこにおったん?!」


 と、渡部に言われた。


それに、もう一つびっくりな事。


それは…。


私の体は倒れて、渡部のほうに行っていた事!!


なんてこったぁ…


とにかく恥ずかしい…。


でも、嬉しがっている自分もいる。


私の想いは、秘密の想いだもん。


言わないから。


言えないから...。
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