5-2
ある朝、1人ずつ小さな封筒が配られた。


1人1人の名前が書いてある。


中にはプリントが入っていて、先生の結婚の事だった。


内容によると、出口先生の結婚祝いを買うから…。


1人500円ずつ持ってきてということだった。


そして、それは祝う気持ちがある人だけ、というもの。


う~ん…どうしよっかなぁ…。


みんなも悩んだ顔をしてる。


みんなが持ってくならいいけどなぁ。


この封筒にいち早く反応したのはよし。


「絶対もってこやん!」

 
 えぇ…。


なんか、可哀想じゃん!


それでもよしは頑固拒否。


ちょっとぉ…

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