5-2
…私は家路についた。


お母さんに、出口先生の結婚が決まった事を言った。


あの封筒も出した。


「美月?500円どうするの?」


 げっ!


どうするのって聞かれても…


「どうしよう...」


私は記憶を辿った。


誰かに電話で聞こうと思ったから。
< 253 / 449 >

この作品をシェア

pagetop