今日も笑って嘘をつく
「貴方達!ちょっと駄目でしょ!学校の電気を勝手に使っちゃあ!学校のお金よ!?学校のお金!!分かる?人様のお金なの。自分のお金なんかじゃないのよ。この学校の生徒全員のために使わなくちゃなくちゃいけないの!自己中心的な人達であれば分かるわよね?それくらい。」
と言ってテレビのほうを指差す速水麗奈。
………何が起こった一体。
どうして急にマシンガントークが始まるんだ!?
マジでテレビとイメージ違いすぎでしょ。
僕もう本当にびっくりしちゃったよ。
「えぇ〜と。お前はつまり学校の電気を使うなって言いたいのか〜?」
シュウ君が速水麗菜のマシンガントークを若干困りながらもちゃんと文章をまとめてくれた。
さすがシュウ君!
「そうよ。て、いうか私はお前じゃないわよ。速水麗菜っていう名前がちゃんとあるのよ!」