今日も笑って嘘をつく
“あいつら”
あれから、学校は終わり無事に裏方することも決まった。
一安心だね。うん。
「ただいま。」
と、小さくつぶやきスーパーで買って来たカシャカシャ音を立てているビニール袋を持って家の中に入った。
「あ、菜綺お帰りー!!」
そう言って笑顔で迎えてくれたのは、中学3年生の神崎 ひかる(かんざき ひかる)。
妹みたいで可愛いんだよねー。
てか、顔も可愛い顔してるし。
そして、私の良き理解者だったりもする。
「ただいま。ひかる。」
「あ、ビニール袋持つの手伝うよー!」
と、言って私が持っているビニール袋を半分持ってくれるひかる。
正直、3袋分あるから助かる。