蘭王の秘密

咲蘭「遼、もう大丈夫だよ?」

遼「……」

咲蘭「遼?」

私はゆっくり、遼の体を離すと、遼は疲れ切ってたみたいで、寝ていた。

流石に、上半身裸のままで、寝かせてたら、風邪をひいてしまうと思い、さっき、遼が脱いだ、ジャージを着せた。
近くに、座布団型クッションが、あったので、そこに、遼の頭を静かに置いた。


いくら、全国No.2の総長とはいえ、本気で殺りあって、そのうえ、嫌いな注射を我慢してたから、疲れるのも、無理ないか…。


< 106 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop