蘭王の秘密

コンコン。

楓「咲蘭…夜ご飯どーする?」

遼が寝てる姿をみて、お母さんは、声を小さめにして、喋る。

咲蘭「いらない。遼が起きたら、私が作るから大丈夫。」

楓「わかったわ。咲蘭も、ゆっくり、休むのよ。」

咲蘭「うん。」










暫くして…遼が起きたみたい。

遼「…今、何時?」

咲蘭「19時だよ。」

遼「なんか、悪い…。」

咲蘭「いや、大丈夫。お腹空いてない?もし、空いてたら何か作るけど?」

遼「あぁ。お願いする。」

咲蘭「じゃあ、お粥、作ってくるね。」

ガシッ! 遼に腕を掴まれた。

遼「やっぱいい!ここにいろ。」

咲蘭「はいはい。」

私は遼の横に座った。

遼は、私が座ると同時に抱きしめてきた

咲蘭「遼?」

遼「咲蘭。婚約者とか総長の彼女とか、関係なしに、俺と付き合って欲しい。」

咲蘭「プロポーズ?…冗談だよ。いいよ。遼が、そうしたいって言うなら。」

遼「よかった。咲蘭が他のやつの所に行ってほしくない。」

咲蘭「やきもち?」

遼「そうかもな。」

そして、遼はわたしから、少し離れて、キスをしてきた。

「ちょっ……っ……ん…っあ。」

自分でも思わなかった、甘い声が出てる気がする。

私は、わざと少し口をあけた。

遼の舌がすっと、入ってきて、私の舌に絡ませてきた。





少し立って…。

遼「咲蘭、エロい。」

咲蘭「遼のせい…。」

私は特攻服をきたままだったので、だいぶ脱げてしまっている。

< 107 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop