蘭王の秘密
バキッ


ゴッホ


ボキ



グキ




ダン






遼が、一人、榊原の方に向かってる。





私は少し、遼に掛けてるのかもしれない。榊原を殺してくれるだろうと…。


榊原「咲蘭!こいつを殺れ!」

榊原の命令は絶対!

咲蘭「無理だ!こっちがある!お前が殺れ!」

後ろから、葵が、抱きついてきた。

葵「咲蘭。正気に戻ってくれ!榊原は、殺す様に親父からの命令だ!あと、榊原との婚約はあいつが勝手についた嘘だ!咲蘭は、遼だけ、信じろ!」

私は自然に力が抜けた……そして、意識が薄れて行き、葵の腕の中で……。
< 129 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop