蘭王の秘密
バタン。

葵「咲蘭か?」

咲蘭「そうだけど?私以外に誰がいるの?」

彰「咲蘭〜。ドカッ。

咲蘭「彰、いきなり、抱きついてくんな!」

楓「咲蘭!お帰り。一ヶ月も何処行ってたの?」

咲蘭「親父から、逃げてた。まぁ、場所を言う気はねぇよ。」

お母さんの後ろにいる親父に向け殺気をだして言う。

楓「翼さん。貴方、咲蘭に相当嫌われましたね〝黒笑〟」

お母さん、笑ってるのに、目は笑ってないからこわい。

葵「紅葉も心配してたぞ。蘭王が今、荒れてるらしい。」

咲蘭「でも、私は、総長をやめた。」

彰「それでも、下っ端や幹部、紅葉は咲蘭に総長に戻ってきて欲しいんだよ!」

葵「それに、遼達も抜け殻状態だから、早く会いに行ってやれよ。」

咲蘭「わかった。今から、いってやるよ。」

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