蘭王の秘密
【蘭王倉庫】

私は今、蘭王の倉庫のまえにいます。

だけど、ものすごく中が五月蠅い。

不安…。

紅葉入るらしいけど、他の幹部は?辞めたのかな?


まぁ、いいや。




ガラガラガラ。

倉庫のシャッターを開け、入ってく。

「総長!!!!!!」

下っ端の一人が叫んだ。

幹部以上の人しか入れない部屋から、優大とユキア、紅葉がでてきた。

紅葉「咲蘭!心配したんだからね。親父の気まぐれに呆れるのはわかるけど、無言でいなくならないでよ!」

咲蘭「悪かったな。」

優大「やっぱり、蘭姫は、咲蘭しかいないな!」

ユキア「咲蘭の漢字の蘭に蘭王の蘭を掛け合わせた姫…咲蘭にぴったりだよな。」

私は、嬉しかった、勝手に消えたのに、私の事を待っててくれたのが…。

でも、何処か疑ってしまう。自分が本当に此処にいていいのか?

紅葉「咲蘭。貴方の帰る場所は、此処もだからね?」

咲蘭「ありがとう。」

優大・ユキア「咲蘭が素直だ!」

咲蘭「素直で悪かったわね」

紅葉「あっ!今日、嵐門王来るから。」

咲蘭「えっーーーーーーーー!マジ?」

紅葉「マジ!もうすぐだよ。」


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