蘭王の秘密
咲蘭「はぁーー。あたし、あの時言ったよね?もう関わるなって。」

遼「それ、咲蘭の本音じゃねえだろ?あの時は、ただ、自分を責めて、俺らから離れたかっただけだろ?それでも、俺の気持ちは変わらねえからよ。」

咲蘭「遼が真っ直ぐな奴でよかったかも。」

遼「やっぱりな。俺には、咲蘭が必要だし、咲蘭も俺が必要だろ?」

咲蘭「そうだけど…。さらっと恥ずかしい事を言わないでもらえる?」

遼「咲蘭のいなかった三ヶ月、咲蘭不足で俺、死にそうだったんだから、別にいいだろ?」

咲蘭「咲蘭不足って…。」

呆れた様に言ってみる。

遼「やっぱり、咲蘭は、可愛いな。」

咲蘭「好きなだけ言っててください。」

私は総長室を出て行った。
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