蘭王の秘密
【教室】

「おい、下駄箱で何してた?」

やはり、命令口調は、遼。すぐにわかる。でも、めんどくさいから、答えない。

だってさ、女子が睨みを効かせてこっちを見てるから。

私の席の周りは、

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窓 徹 廉

窓 私 遼

窓 星也 陽太

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なんだもん!
まぁ、仕方ない事だけど

「おい!何で無視してる?」

遼が少し口調を和らげているみたいだが、私は無視をし、星也に話しかけた。

「星也。今日の放課後、用事があるから、倉庫行けない。」

「ダメだ!」

遼が殺気を出していう。

「じゃあ、用事が終わるまで教室で待っててよ。」

遼の殺気が百%に近く見えたので、理由はあえてきかずに、教室にいるよう頼んだ。

「あぁ。」

遼は渋々納得したと思う。
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