蘭王の秘密
遼「星也達、下っ端の奴等がちゃんと、筋トレと、咲蘭の考えたメニューやってるか、みといてくれ。もうしばらく、倉庫には、行けないと思うからよ。」

星「言われなくても、そのつもりだ。」

徹「じゃあ、遼。しっかり休めよ。」


星也達は、わたしの部屋をでて行く時に、何か企んだ笑みだったのは、言うまでもない。




咲「遼、そろそろ、離れてくれない?」

さっきから、抱きしめてるままの、遼に聞く。

遼「もう少し、このままで、いさせろ。」

相変わらず、俺様だなぁ〜。

まぁ、そこも、結構好きなんだけど…。


咲「怪我、いたくないの?」

遼「咲蘭と一緒にいれるから、大丈夫。」

咲「なに、その理由。」

フッと私は笑いながら言った。

遼「俺は、咲蘭が好きなんだよ。」

咲「婚約者だから…?無理して好きになってない?」

遼「無理なんかしてねぇよ。俺は、最初に興味をもった、時点で、お前に惚れてんだよ!」

さっきより、抱きしめてる力を強めて言う。

咲「私も、遼が婚約者で、よかった。だって、好きな人とだったら、ずっと一緒にいたいって思うもん。」

遼「なぁ、それは、俺に惚れてるってことでいいんだな?」

咲「そーだね。」

遼は、私のその言葉を聞き、ニヤっと、笑い、私の唇に遼の唇を触れさせた。

遼「本当は、もっとしたいんだけど、俺が怪我してるから、治ったら、ずっと一緒にいるな。」

咲「うん!」

< 64 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop