蘭王の秘密
《嵐門王SIDE》
「なぁ、誰か屋上にいんぞ。」
羽柴 風磨が言う。

「あれって、葵さんと彰さんと紅葉さんと……咲蘭?」
副総長・久野 星也が言う。

「あと、このセキュリティシステム、誰かに改造されてる。屋上入れない。」
幹部の小渡 徹が言う。

「あいつら、気づいた!」
遼が慌てて言う。

【咲蘭SIDE】
さっき、屋上のドアをみたら、あいつら、嵐門王が来てた。
「葵、彰、紅葉、あいつらが、ドアの前にいる。 セキュリティシステムは改造したが、破られる可能性がある。破られたら、したに飛び降りるいいか?
ここ、五階だから、楽勝だろ? 〝黒笑〟


殺気を出して言う。

「「「 了解です!」」」
三人が見事にはもる。




ガッチャ。

空いたな。
私は三人に合図し、一斉に校庭へ飛び降りた。



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